ウォーレン・バフェットの教訓 8

カトリック教徒の結婚のように投資をしなさい

一生添い遂げるつもりで

投資に関する決断を下す際、

取り消しがきかないという前提に立つなら、

あなたは金を注ぎ込む前に、

まちがいなく投資対象のことを勉強するはずだ。

自分が結婚する場面を想像してほしい。

果たして相手の調査(デート)もせずに、

顧問団(飲み仲間たち)と相談もせずに、

じっくり検討も重ねずに、

いきなり結婚に踏み切るだろうか?

投資も結婚とおなじであり、

対象の会社の情報をかき集め、

きっちり理解できたと確信が持ててから、

投資に踏み切るべきなのである。

とはいえ、実際に金を生み出してくれるのは、

”一生添い遂げる”という部分だ。

例をあげよう。

1973年、ウォーレンは〈ワシントン・ポスト〉株に1100万ドルを投資し、

この婚姻関係を今日も保ち続けている。

30年以上のあいだに、

同社の株の価値は大きくふくらみ、

現在ではなんと15億ドル相当。

初心を貫き通した者たちには、

天から褒美がもたらされることがある。

もちろん、最初に選んだ相手が正しければの話だが・・・。

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