斎藤一人　働かない男はダメ「狩りに行かない」のと同じ

働かな男はダメ「狩りに行かない」のと同じ

それで、二つ目の話。

肝心の話は三つ目なんだよ。

ただね、この二つだけはわかっててもらわないと、

ダメだよって言うことね。

一つは、「嫌がっている人、追っかけまわす

のよそうね。それさえしなければ、オレは

オールマイティでOKだよ」

あともう一つ、男はね

働かな意図ダメなんだよ。

あのね、男って、はるか原始時代から狩りに行くんだよ。

いま、「狩り」というのは、働きに行くこと。

サラリーマンになって働きに行ったりして、

糧を得に行くじゃん。

職場は変えてもいいの。

そうするとね、「仕事変わりました」

って言うのは、狩りする場所を、向こう

からこっちに変えましたっていうだけなんだよね。

だから、変えてもいいの、ぜんぜん。

問題は、「狩りに行かない」って言うこと。

狩りに行かないのはダメなんだよ。

よく、「職場でね、嫌な部長がいて、どうのこうの・・・」

って言う人がいるけど、その職場をやめたら、

次の職場には、その嫌な部長もいないはずだよね。

だから、狩りに行きな。

狩りに行かないとダメなの。

よく「一人さん、嫌なことはしなくていいってっ言ってますよね」

って言うけれど、仕事はしなきゃダメなんだよ。

仕事だけはね。

嫌なことだったら、楽しくなるように、工夫しな。

サラリーマンを選ぶと、ウサギをつかまえにきたのに、

前から、トラが出ることもある。

俺たち商人もね、思わぬ不況とか、いろんなことあるんだよ。

だから狩りに行ったのに、逃げて帰ってくる

こともあるよ。

だけど、それでびっくりして、

狩りにいかなっちゃダメだよ。