老子名言 10月31日(ハロウィン)

災いは福、福は災い。

その政治がいい加減であれば、その民は満ち足りて鈍朴になる。

その政治が明察であれば、その邦は不満だらけとなる。

災いは、福のよりどころである。

その変転の究極を知るものはない。

そもそも、「正」というものが 恒常的にあるわけではない。

正はまた奇となり、善はまた妖となる。

人が迷うのは当然であり、そうなってから久しい。

このゆえに聖人は、

角があって傷つけず、

とげとげしく刺さず、

剛直にしてゆきすぎず、

光があっても目立たない。

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