道のあらわれは、かすかでぼんやりとしている。深淵なる世界の本質は、
ただ道にのみ従って現れる。道のあらわれは、かすかでぼんやりとしており、
とらえることはできない。その中に減少が生成する。ぼんやりとして、かすかであり、
その中に精髄がある。その精髄ははなはだしんじつであって。その中に信じるに値するしんりがある。
古から今までずっと、その名がわすられたことはなく、多くの指導者がこれに従ってきた。
わたしがなぜ、多くの指導者がそうであったことを知るのかというと、
それもまたこの道の導きによる。