【日蓮宗長瀧山多聞院妙延寺】町田市森野

日蓮宗寺院の妙延寺は、長瀧山多聞院と号します。町田の駅前にあるとは思えない閑静なお寺でした。妙延寺は、渋谷左近尉重宗が開基、池上本門寺第四世日山の弟子日顕(正長2年寂)が開山となり、応永2年(1395)に創建したといいます。

https://youtu.be/81y5aWRhkm8

妙延寺(森野) 所在地 町田市森野字中にある。 宗派 日蓮宗。池上本門寺末。 山寺号 長滝山多聞院妙延寺。 開山 本門寺四世日山の弟子日顕開山。正長二年(一四二九)七月二三日死。応永二己亥七月(一三九五)開創と過去帳に記す。 開基 渋谷左近尉重宗。この重宗、入来院文書の渋谷系図に一致。現在子孫四八戸を数えすべて妙延寺檀家である。 本尊 一木三躰日法彫刻と伝えるが、時代はずっとさがるようで、像底の書込みは「寛永五年(一六二八)五月」が最も古い。三宝祖師 。住職金子文譲師は安産守護の仏像として今日に伝えられたという。 本堂 慶応二年建築の八間四面の祖師堂は昭和二〇年五月二四日夜半米軍焼夷弾により焼失。現本堂、木造瓦葺寄棟造。七間と六間、ほかに回廊一間幅のものをめぐらした建築は、昭和三八年一一月落慶した。 庫裡 昭和二一年本堂代わりに建てられた二〇坪五合に、いくどか建増して現在五〇坪の木造平屋瓦葺一戸。 鐘楼 前本堂と共に米軍焼夷弾のため焼失した。再建未成。 山門 間口九尺。左右の袖各一間。奥行九尺、鎧扉づき。銅葺、欅の冠木門。この門のみ昭和二〇年の兵火をまぬかれた山門内に九尺と四尺のお水屋あり。また、六坪の納屋を加う。 神明社 地主神二五坪を配す。 寺宝 十界勧請曼陀羅。日蓮経文残闕等は、すべて類焼。 境内妙見、七面の番神堂、疱瘡の守護神赤山社などもみな焼失してない。享和四年(一八〇四)「村明細帳」に、左記のように幕府に報告してあるので、上記調査の補足としてあげておこう。 一本尊 三宝並諸尊、南無妙法蓮花経、本寺武州荏原郡池上、長栄山本門寺末、日蓮宗、長滝山妙延寺、但無作仏、開基本寺四代目日山弟子日顗、年歴相知不申候。一元祖日蓮大菩薩木像小堂、但古来より日法之作仏と申伝同寺ニ安置罷有申候(「町田市史」より)

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