日蓮宗久成山寿量寺

桜美林大学の側に位置するお寺です。

動物の供養が際立つお寺でした。

壽量寺の創建年代等は不詳ながら、竹内左衛門久成が弘治3年(1557)に創建したともいいます。

昭和46年下小山田町から当地へ移転したといいます。

新編武蔵風土記稿による壽量寺の縁起

(下小山田村)壽量寺 除地、高一石六斗七合、字竹ノ内にあり、九城山と號す、日蓮宗、森野村妙延寺の末寺なり、開山開基の事実を詳にせず、本堂二間に三間、本尊日蓮の像を安す。(新編武蔵風土記稿より)

「町田市史」による壽量寺の縁起

寿量寺(図師町) 所在地 町田市図師町一〇一六番地。

もと下小山田町二九六にあったが、昭和四六年一〇月一六日現地に移転した。

宗派 日蓮宗。本山は山梨県身延山久遠寺。 山寺号 久成山寿量寺。

『風土記稿』には「久城山と号す」とあるから、文化文政年間にはこう書いたこともあったのだろう。

開山 僧日全。 開基 竹内左衛門久成創建。弘治三年(一五五七)丁巳。

衰微して、町田市森野妙延寺末であった時代もあったが、また日蓮佐渡遠流のおり、相模国愛甲郡依知より、当麻を経てこの地を通過、天台宗寺院を日蓮宗に改宗せしめた伝承もあるので、古くより天台宗寺院として存在したようである。

あるいは、日蓮宗寺院となったのが弘治三年という意味かも知れない。

本堂 間口三間半、奥行四間。寄棟御堂檜造り、亜鉛葺。昭和四六年三三世善海代新築。 本尊 釈迦。法燈。多宝如来。 諸仏 子育鬼子母神像(木立像一尺五寸)、十羅利女像等がある。 庫裡 一八.五坪。昭和四六年建築。○境内面積四〇〇坪。(「町田市史」より)

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