いくら祈っても、足りないものは足りないんです。足りないも
のは、はいるしかないのです。精神は精神。現実は現実です
何もないところに、ちょっと種を蒔いたらお米が出てくる。これが偉大なんです。
こんなことに感心しないで、オカルトみたいなことばっかり感心して、
「それが精神世界だ」っていう人がいるけどね。「何でも祈ればよくなる」って、違います。
たとえば、病気になるのは、カルシウムが足りないとか、栄養が足りない場合もある。
いくら祈っても、足りないものは足りないんです。祈るがいけないといっているんじゃ
ないの。足りないものは、入れるしかないのです。
だから、精神は精神。現実は現実。そこらへんを見きわめないとね。
私は精神世界は大好きだけど、精神世界が、まれに誤解されるのは
「おかしなことに感心すぎる」から。