我が思い入れみだりに人に話すべからず、他の了見を聞くことなかれ
『相庭高下傳』に出てくる言葉。
相場については、自分の考えをむやみに他人に話してはならない。
他人の意見を聞くべきではない、という意味。
相場の見方は「十人十色」。
それぞれ自分の信ずる相場観によって投資している。
自分の相場観を他人に話しても、その人が自分の相場観を変える可能性は少ないし、
もし相場観を変えて損すれば恨まれるだけだ。
相場に常に変化し続けているために、相場観も短期間のうちに変わる可能性がある。
だが、他人に相場観を話していると、急に相場観を変えにくい。
自分の話した相場観に縛られて、身動きが出来なくなることもある。
だから、自分の相場観などはむやみ他人話すべきではない。
他人の意見を聞のも同様だ。