聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
『毛吹草』に出てくる言葉。
知らなないことを知らないと正直に言って、
人に聞くのはちょっと恥ずかしいが、知ったかぶりしてたずねないと、ずっと知らないままで、
一生の恥になる、という意味。
投資家の中には、証券マンなどに勧められて、
ワラント債(現・新株予約権付社債)や外債、変額保険などを中身もよく知らないままに買って、
トラブルを引き起こすケースが後を絶たないが、これなども内容をよく確かめないで、
買うことに大きな原因がる。
市場に流れている噂などについても、噂の渦中にある会社の広報室や幹事証券に問い合わせると、
簡単に事実関係がわかることも少ない。
わからないことはわからないと言って、わかるまで勉強するなり、
よく知っている人に聞くのが一番だ。
「聞くは一時の恥、聞かぬは末代の恥」とも言う。