セールスマンはあなたの投資でそんすることはない
アメリカの相場格言。
証券会社のセールスマンは、投資家の損得に関係なく、投資家が頻繁に売買してくるほど儲かるようになっている。
つまり、証券会社のセールスマンと投資家の利害は必ずしも一致していないのだ。
投資家は儲けようと思って株式投資を行おうとしているが、
セールスマンは手数料を稼ごうとして投資家に株の売買を進める。
このため、セールスマンによっては客が損するとわかっているような場合にも、
株式を勧めて、手数料を稼ぐことがある。
ノルマの厳しい証券会社ほど、そいう傾向が強い。
だから、証券会社のセールスマンの言いなりになってはいけない。
あくまでも自分の判断にで投資すべきだ、ということである。
日本の証券会社でもこの弊害を是正しようとして、
ノルマをなくすなどの努力をしているところもあるが、「セールスマンがあなたの投資で損することはない」という事実は変えようがない。
同じような格言「セールスマンに儲けさせるな」「証券会社のセールスマンに任せるな」などがある。