ウォーレンバフェット教訓  84

株を買うとき、わたしはレミングの集団移動の逆張りをする。

ウォーレン・バフェットが看破するとおり、株の買い時とは、みんなが買っているときではなく、みんなが売っているときではなく、みんなが売っているときである。じっさい、これまでウォーレンは投資先の悪いニュースが報道された際に、大規模な株の買い付けを行ってきた(彼は暗雲に満ちた状況での買いを好む)。この手法が可能なのは、ウォーレンがビジネスの世界を研究し尽くし、どの会社が危急存亡の秋を乗りきれるか、どの会社が取り返しのつかない不祥事を起こすか、という点を見分けることができるからだ。1966年の<ディズニー>、1973年の<ワシントン・ポスト>、1981年の<ゼネラル・フーズ>1987年の<コカ・コーラ>1990年<ウェルズ・ファーゴ>これらの大型案件は、すべて弱気相場のあいだに実行されたものである。

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