これを知る者はこれを好むものに如かず。これを好む者は、これを楽しむ者に如かず
『論語』に出てくる孔子の言葉。
学問をしていろいろ知っている者も、
知ることを好む者にはかなわない。
知ることを好む者も、知ることを楽しむ者にはかなわない、という意味。
つまり、学問は、ただ知識が豊富というだけではだめで、学問を好きになり、
学問を楽しむようにならなければ本物ではない、ということである。
楽しければ、学問の能率が一段と上がることは言うまでもない。
これは株式投資にも共通する面がある。
株式について知識を持っていいるだけではだめで、
その知識を深めることが好きで、
さらに知識を深めた上で、株式投資をすることが楽しくてしょうがない、という状態になれば理想である。
財テクの手段は何も株式投資だけではない。
つまり、株式投資はそれを選択しようが、しまいが自由である。
いろいろな選択肢の中から、株式を選んだのであれば、
できれば楽しく学び、楽しく実践できるようになりたいものだ。
株で財産を残しても、ストレスで体を壊したのでは何もならない。