この道不案内の人は迂闊にこの商いをすべからず
相場は将来、上がるとか下がるとか見極め肉者だから、相場のよくわかならない素人は手を出すべきではない、という意味だ。
これは本間宗久の『宗久 翁秘録』に出てくる言葉。
「米の高下は天性自然の理にて高下するものなれば、極めて上がるとも下がるとも定め難きものなり。
この道不案内の人はウカツにもこの商いすべからず」
(米相場の上げ下げは本来、自然の道理に従ってあげたり、
下げたりするものだから、上がるとも下がるとも予想するのが難しい。
だから、米相場をよく知らな素人が迂闊に相場に手を出してはならない)というの原文。
株式投資についても同じことが言える。
何も知らない人ほど大胆、無分別に相場に手を出し、大怪我をしがちだ。
そいうことのないように戒めた言葉でる。