蓮清寺は、能ヶ谷神蔵一族の菩提寺として草創、僧日荷が享徳元年(1452)に開山したといいます。綺麗に祓い清められた近代的なお寺です。
参拝の様子は下記をご覧ください。
新編武蔵風土記稿による蓮清寺の縁起
(能ケ谷村)蓮清寺 除地、凡千坪、村の中央にあり、妙法山と號す、日蓮宗、相州鎌倉比企ケ谷妙本寺の末、開山日荷寂年をつたへず、本堂六間に五間にて巽向なり、本尊三寶を安す。(新編武蔵風土記稿より)
「町田市史」による蓮清寺の縁起
蓮清寺(能ケ谷町) 所在地 町田市能ケ谷町中坪。 宗派 日蓮宗。鎌倉比企ケ谷妙本寺末。 山寺号 妙本山蓮清寺。 開山 日荷。享徳元年(一四五二)。この寺は地元能ヶ谷神蔵一族の菩提寺として草創された。 本尊 三宝祖師。 本堂 昭和一五年八月全焼し、昭和四二年新築した。間口六間、奥行五間。四尺のぬれ縁を三方にめぐらしている。向拝二間に一間半。木造、入母屋瓦葺。 庫裡 昭和四三年新築、平谷瓦葺四五坪。 山門 冠木門、九尺に一間欅造り、屋根を銅葺にしただけで、この門だけは旧観を保っている。寺は三〇段の石段の上にある。(「町田市史」より)