ウォーレンバフェット教訓 70

頭を回転させて整理したとき、文字にしてみることほど効果的な方法はない

きちんと考えがまとまっていないと、頭の中身を文字にはできない。だからこそウォーレンは毎年、

株主にあてた長い手紙をしたため、前年の出来事について説明を行っているのだ。この儀式は、どのよ

うにして数十ドルの収益をあげるか、という方法論を微修正する際、絶大なる効果をを発揮してくれる。

あなたがある自柄を文字にするとき、あなたはその自柄に関する思考を余儀なくされる。投資先について

考えることがいい結果をもたらすとするなら、投資先についてっ書くこと、もっと良い結果をもたらすはずだ。

例年、ウォーレンはラグビーチの海岸沿いの別荘(故ベンジャミン・グレアム低と目と鼻先)で暮れを迎え、

年が明けるとすぐに年次報告書を作成し始める。紙と万年筆でられた手描きの報告書は、株主のもとへ届けられる

前に、友人でもあり≪フォーチュン≫の誌編集主幹でもあるキャロル・ルーミスのところへ送られる。天才も誤字脱字

の心配から逃れるのは、編集者の手助けが必要なわけだ。

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