鳴くまで待とうホトトギス
「鳴かぬなら」の句に続いて、「鳴くまで待とうホトトギス」とうたう徳川家康、
「鳴かせて見せようホトトギス」とうたうのが豊臣秀吉、
「殺してしまえホトトギス」とうたうのが織田信長、と言われている。
戦国時代を代表する武将の性格の違いを表すエピソードとして知れている。
この三人が株式投資を行ったら、誰が一番成功するだろうか。
おそらく徳川家康が、最も大きな成果を収め、巨大な財産を残すことだろう。
次に、成功する確率が高いのが豊臣秀吉だが、
彼は少し自信過剰なところがあり、強引な相場づくりを行って、最後には失敗する可能性が強い。
最も株式投資に向いてないのが織田信長タイプ。
何事も自分の思い通りならないと気がすまず、
チャンスを待ちきれない。
せっかちに一か八かの大勝負を仕掛けて、
大儲けすることもあるが、やがて失敗し、何もかもすっかり失ってしまう。
株式投資では、チャンスが来るまでいつまでも待つことができるタイプでないと、
なかなか大きな成果を収めることは難しい。