私の友人は、20年の歳月を費やして、非の打ちどころのない女性を捜し求めた。
不幸にも、ようやく巡り合えた相手は、やはりの非の打ちどころのない男性を捜し求めていた
ウォーレンバフェットの友人が理解していなかったのは、相手の持ち物を売っても売らうこと、自分の持ち物
を買ってもらうことが、別次元の問題であるというてだ。男は女の商品を気に入ったが、女は男の商品を気に入らな入らなかったわけだ。人生においてビジネスにおいても、あなたは自分の持ち物を、誰かに買ってもらわなければないない。ウォーレンも投資家事業を始めるときには、最初の出資者たちに自分を売り込んだ。現在でも〈バークシャー。ハサウエイ〉が株式非公開企業を買おうとするときには、ウォーレンに出番がまわってくる。家業の育成に生涯
をかけて創業者一族は、”手塩にかけた赤ん坊”をどこの馬の骨ともわからない輩には売ってくれない。