【曹洞宗三枝山観性寺】町田市西成瀬

町田市西成瀬に位置する観性寺は武相閏歳観音霊場四十八カ所の第4番目のお寺です。大きな大通りに面し非常に参拝しやすかったです。境内神社も非常にご利益がありそうな佇まいです。

https://youtu.be/ONC-miYidzU

曹洞宗寺院の観性寺は、三枝山と号します。観性寺は、東雲寺三世松山南茂和尚(万治3年160年寂)が、万治元年(1658)に開創したといいます。武相卯歳観音霊場四十八ヶ所4番です。 新編武蔵風土記稿による観性寺の縁起 (成瀬村)観性寺 除地、八段、字三叉にあり、曹洞宗にて、東雲寺の末寺なり、三枝山と號す、開山松山萬治三年九月九日寂せり、本堂五間に六間巽向なり、本尊は如意輪観音木の坐像にして、長一尺、行基菩薩の作なりと云。(新編武蔵風土記稿より)

「町田市史」による観性寺の縁起 観性寺(成瀬) 所在地 町田市成瀬字三又。 宗派 曹洞宗。成瀬東雲寺末。 山寺号 三枝山観性寺。 開山 松山(万治三年九月九日寂)。 本堂 正面中央一面のキツネ格子戸あり、左右一間半、奥行三間二尺。『風土記稿』には、「五間に六間巽向なり」としてあるので、現在のものは、その間に改築されたものらしいが不明。 境内地 『風土記稿』には「除地八段」としてあるが、現在裏山に寺僧と檀家の墓地があり、この辺までを加算してのことであろう。 本尊 如意林観音。行基作と伝える木座像で、「卯年の観音」と称し、武州四番札所であったが、いまは廃寺寸前にあるようで、無住である。(「町田市史」より)

境内掲示による観性寺の縁起 開山南茂和尚、深く帰崇するところあり、谷戸上合講中発願のもと、普く捨財を勧進して当地に観性寺を建立し、本尊如意輪観世音菩薩を奉納する。 旧本堂は、新編武蔵風土記稿に「本堂五間に六間、巽向なり」であったが、後に町田市史にある通り、「正面中央一面 のキツネ格子あり、左右一間半、奥行三間二尺。」に改築されたものと思われる。爾来、谷戸上会(三ツ又・中村・鞍掛)三講中より世話人が選出され、堂宇の修理を行い維持管理されてきた。 昭和四十年代に入って周辺の宅地開発の進む中で、昭和六十一年秋に鉄筋構造の現本堂が建立され、境内も整備されて面目は一新された。(境内掲示より)

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