時代遅れになるような原則は、原則ではない。
時代の寵児と呼ばれる人たちがいる。
流行の波に乗り、新しい理論や方法で大きな富と力を得る。
しかし、ほとんどは短命に終わる。
1960年代、バフェットのパートナーシップは素晴らしい成果を上げていたが、
フレッド・カーが率いるファンドは、それを上回る好成果をあげていた。
急成長を遂げる未公開株に大量投資して、
短期間で利益を得る。
高いリターンを求めてトレンドを乗り越えていくのだ。
バフェットとは対極的だが、
カーは「全米のファンド・マネージャー」「新時代のヒーロー」ともてはやされる。
しかしバフェットは浮つかず、自分のやり方を変えることもなかった。
「新しいやり方が利益を生み出すことでき、同時に私はこれまでのやり方の
効力が失せ、大きな損失を出す可能性があるとしても、私はこれまでのやり方を変えるつもりはない」
ほどなくしてバフェットの正しさが証明された。
カーが廃業に追い込まれたのである。
90年代後半のitバブル時代の寵児の多くも同様の運命をたどる。
流行に追随する投資は、長期で見ればヘマなのだ。
いつも時代も基本原則を壁持することの大切さを、
バフェットはこう言っている。
「時代遅れになるような原則は、原則じゃありません」