バフェットは、レバレッジを含めて借金することを嫌う。
過大な借金をして投資を行えば、いずれ穴ぼこに落ちると考えている。
しかしまったく借金をせずに投資やビジネスを行うことは不可能だ。
現にバフェットも21歳の頃、初めての借金をしている。
すでに2万ドル近い資金をもっていたが、
投資には不足だったため、オマハの銀行から5000ドルを借り入れしている。
銀行委員は「これで君も一人前の男になる」と言ったが、
バフェットは自身は心の中で、「純資産の4分の1までなら大丈夫」という基準を
もって借金をしたのだった。
以来、バフェットはこの決まりごとを守り続けている。
それは身内に関しても同様だった。
甥のビリー・ロジャーから家を買う頭金を貸して欲しいと頼まれた時も、
バフェットはは断っていると。
理由はこうだ。
「1万ポンドの重量のトラックが何度も橋を渡るのであはれば、
橋の強度は1万ポンドの重量に耐えられるものでなければならない」
ろくな自己資金もないのに借金をするなと諭したのだ。
こう続けている。
「私個人はとえいば、手持ちの25%以上のお金を借りて使ったことはない。
一万ドルしか持ってないのに1万ドルしか持ってないのに100ドルがあったらいいな思うようなアイデアが浮かんだ時もそうだ」