IT企業の創業者を見ると、
アップルのすティーブ・ジョブズ、
マイクロソフトのびる・ゲイツなど、
いずれも並外れた才能を若い頃から発揮している。
バフェットはどうだろう。
資産10億ドルを超える富豪になったのは60歳の時であり、
ITの天才たちの華やかさはない。
アイフォーンやウインドウズなど世界を変える製品を作ったわけでもなく、
師ベン・グレアムの現そっくを忠実に守っただけだ。
しかし、その業績は間違いなく並外れている。
バフェットは言う。
「企業経営でも投資でも、
私は同じようなこと感じます。
並外れたことをしなくても
並外れた業績を達成することはできる」
バフェットの知人ウォーレン・シュロスもそうだ。
グレアムの会社グレアム・ニューマンでも働いたあと、
個人で投資を行っていいる。
業績は、バフェットが「我々は皆、ウォルターの運営スタイルを学ぶべきです」
驚嘆するほど素晴らしい。
だが、特別な情報源を持っているわけではなく、
やはりグレアムの原則を忠実に守り続けているだけだという。
年次報告書を読み込み
「1ドルの価値がある事業を40セントで」買う。
それを何度も繰り返すことで、
驚くほどの実績を上げているいるのだ。
並外れた際のを持たずとも、
並外れたことができなくても、
原則に忠実であるだけ並外れたことは実現可能である。