金森杉山神社

金森杉山神社の概要

金森杉山神社は、町田市金森にある神社です。金森杉山神社は、天和3年(1683)に高木伊勢守下屋敷内に守護神として社殿造営したといいます。

新編武蔵風土記稿による金森杉山神社の由緒

(金森村)
社地、三畝十歩、村の西北の方にあり、鎮座の年代詳ならず、上屋三間四方なり、東に向ふ、神體は木の立像にして長五寸、社前に鳥居二基をたつ、例祭年々九月廿八日、村持。
末社。稲荷社、本社に向て左にあり、白幣を身體となす。(新編武蔵風土記稿より)

東京都神社名鑑による金森杉山神社の由緒

天和三年(一六八三)十二月旗本高木伊勢守、同善右衛門、同主膳、花房主殿、伊勢守の奥方於亀、家来長谷川次衛門忠重、平田枩之亟正賀、田所清兵衛正長および庄屋大貫助兵衛、同圍曾甚五右衛門ならびに惣氏子により社殿造営する。慶応二年(一八六六)九月、大正六年九月再建し、昭和十一年十月五日社殿新築し、遷座祭を斎行した。(東京都神社名鑑より)

「町田市史」による金森杉山神社の由緒

杉山神社(金森)
当社の創建は明らかではない。天和三年(一六八三)一二月に旗本の高木伊勢守の一族が下屋敷内に再建したことが、社宝の棟札にある。境内末社に八坂神社がある。七月一五日が祭典日である。現在の社殿は、昭和一一年(一九三六)一〇月五日の新造になるものである。祭神は日本武尊である。西田の杉山神社と同日の祭典のため、昔から隔年ご神体を奉遷して祭礼を行なっている。
また、境外地に商人の神である弁財天を祀る渋池神社がある。祭典は毎年四月の初巳の日に行なう。
本社の例祭日は、毎年一〇月五日である。
境内坪数七五二坪余り。町田市金森三二六番地に鎮座している。(「町田市史」より)

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