老子名言 11月6日

争うものがない者には

争い得る者はいない。

長江やその先の海が、すべての河谷の王であるものは、

それが百谷の下流にあるからである。

こうして、王となり得ている。

このために、聖人が、民の上にあろうとする欲するなら、

必ずその言葉は、民へへりくだらねばらない。

その民を先導しようと欲するなら、

必ずその身をその後に置かなければならない。

そうすれば人々は、先にいても害があると感じないし、

上にいても重いとは思わない。

天下、皆、楽しんで、喜んで推し、

自分たちの指導者として頂いて、嫌がることがない。

これは、彼が争うことがないからではないどうか。

それゆえに、天下にこれと争い得る者はいない。

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