老子名言 11月4日

大事は、些細なことから起きる。

行動するときには、一切の作為をしない。

事を起こすときには、無事を目指す。

味のないものを、味わい、

小さいものを、大きいものとして受け止め、

少ないものを、多いものとして受け止め、

怨みに報いる徳をもってする。

難しい事態は、それが容易なうちに取り掛かり

大きな事は、小さなうちにやってしまう。

天下の難事は、容易なことから起きる。

天下の大事は、些細なことから起きる。

そのための聖人は、終始、大事を為すことがなく、

それゆえに、大事な成すことができる。

そもそも、軽々しく承諾するもは、

めったに信用できない。

容易な事が多いということは、

必ず多難である。

そのためには聖人は、容易な事でさえ、

難しいものとして対応する。

それゆえに、無難に終わる。

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