老子名言 11月19日

天の道は、弓の弦を張るようなものである。

真ん中の高いところを抑え、

低いところを持ち上げて、糸を引っ掛ける。

余りがあれば減らし、

足りなければ補う。

つまり天の道は、

余りがあれば減らし、

足りなければ増やす。

ところが人の道は、

足りない者からさらに減らして、

有り余っている者に貢献する。

ただ道に従う者だけが、余りがあればそれを天に奉じる。

そういうわけで聖人は、ものごとを為して、自分の手柄とせず、

功を成してもその地位に居座らない。

かくのごとく、その賢明さが現れることを欲しない。

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