老子の名言 9月27日 

見えない次元の真理に触れる

神秘的な真理を深く体得していた古に賢者は、

見ようとしても見えない次元を理解しており、

記述できない深みに通じていた。

 見えない次元の真理は、そもそも記述しえないが、

神秘に通じる儀式によって、そこに触れることはできる。

そのやり方を述べてみよう。

こういう具合だ。

 祭器を用いて占いをする儀礼は、

冬に凍った水を渡るように、慎重にする。

犠牲と酒とを捧げて神意をはかる儀式は、

四方の悪神を恐れるかのように。

 神を迎える儀式は、

まさに神がそこに宿るように。

 水辺でい行うゆったりとして巫女の儀式は、

氷室の氷が解けるように。

 「屯」という礼服の肩飾りは、素朴にする。

屯を用いた儀礼は、混沌とした様子で。

荒野で行う儀礼は、深い谷に響かせるように。

濁った水はこれを静かにすれば、徐々に清くなる。

※読み方が難かしい感じ

   古(いにしえ) 氷室(ひむろ)

屯(とん) 混沌(こんとん)

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