松下幸之助「一日一話」10月25日

人の話に耳を傾ける

日ごろ部下の言うことをよく聞く人のところでは

比較的人が育っている。

それに対して、

あまり耳を傾けない人の下では人が育ちにくい。

そういう傾向があるように思われる。

なぜそうなるのかと言うと、

やはり部下の言葉に耳を傾けることによって、

部下が自主的にものを考えるようになり、

そのことがその人を成長させるのだと思う。

けれども、自分の言うことに上司が耳を傾けてくれない、

というのでは、ただ惰性で仕事をするということになって

成長も止まってしまう。

上司としてどんな場合でも大事なのは、

”耳を傾ける”という基本的な心構えを

いつも持っているということであろう。

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