ほとんどの人は、「欠之マイランド」と私が呼ぶ脚本づけ(筋道、意識づけ、先入観など)を受けている。
「欠之マインド」とは、人生を一個のパイと見て、ほかの人が大きなひと切れを取ると、自分の取り分が減るとする考え方だ。
それは、人生をゼロ、サム・ゲームとみるパラダイムになり、両方の得点の総和が必ずゼロになる(ゲーム)とみるパラダイム(考え方、見方)である。
「Win-Win」(自分も勝ち、相手も勝つ。それぞれの当時者が欲しい結果を得ること)に必要な人格の特性は、「豊かさマインド」と呼ぶべきものである。
これはすべての人を満足させることが可能である、というパラダイムである。