薄弱な経営陣が薄弱な対応すると、根拠薄弱な会計が行われやすいt
経済性に劣るビジネスがひどい業績をあげているとき、誠実さに欠ける経営陣は、根拠薄弱な会計をとうして
しまうことがある。実在しない収益が生み出されているようなに見せかけているのだ。この偽装は簡単に、と
ても簡単に実行できる。かかった経費を相手先企業への投資として帳薄に記載し、”投資”の一部を手数料の
各目で相手先からバックさせ、それを収入として記帳すれだけでよい。ペン先を二、三度は走らせれば、あっと
いう間に経費が減って収入が増えるわけだ。会社が増益を達成したなら、株主とウォール街は経営陣を称賛するだろう。そして、会社の株価を上昇し、経営者は目玉が飛び出るようなおいしいボーナスと、大統領昼食会への招待状
を受けることになるだろう。このあとの展開は<エンロン>の例えを見てもらえば・・・。