ウォーレンバフェット教訓の72

ピッチャーがまだ投げていない球を打とうとしたことは一度もない

ウォーレンは野球ファンの経験が長く、独自の投資戦略を構築する際には、大打者テッド・ウィルアムが

書いた「バッティングの科学」から大きなヒントをもらっていた。テッドによると、偉大」な打者の条件

とは悪球を見逃せることだという。つまり、絶好球だけを狙う必要があるわけだ。ウォーレンはこれを投資

に応用し、偉大な投資家の唯一の条件とは正しい投資機会を待てること、言い換えた。しかし、完璧な投資の

チャンスを待ち受ける際、ストライク三球の機会しか与えられないテッドと違って、自分は一日じゅうでも

バッターホーボックスいに立ち続けられるという点も、彼はきちんと理解していた。

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