一生のうちに必要となるのは、ほんの数度の正しい行為である。山ほどのまちがった行為を連発しないかぎりにおいては
人生の原理と投資の原理はしばしば一致する。人生で成功するためには、いくつかの事柄を正しく行うだけでよい。
軌道に乗った成功をぶち壊す唯一の懸念材料は、まちがった決断をこれでもかこれでもkと下しつづけることだ。
とはいえ、絶対にミスが許されないと言っているわけだではない。許されないのは、大きなミスを連発することである。これは投資に関しても当てはまる。正しい投資を数回行うだけで、あなたは大きな財産を築き上げることができる。しかし、投資の意思決定の際には、常に判断ミスの危険がつきまとう。いくつかの正しい判断を下しておいても、いくつかの間違った判断を連発すれば、いままでの利益は残らず食いつぶされてしまうだろう。