能力範囲に投資先が見つからないとき、われわれ範囲を広げない。われわれは待つ
ウォーレンは投資をおこなうとき際、みずからが理解できる能力範囲に重きを置く。候補の会社が能力範囲内にあって、適性な価格で売られている場合、彼は投資するかどうかの検討に入るが、能力範囲外にあるとわかればもう見向きもしない。前にも説明したとおり、ウォーレンの手法は、お目当てのビジネスを市場の人気が落ちているときに買ううというものだビジネスの将来像を見定めるには、ビジネスの根源的経済性を知る必要があるが、ビジネス自体をきちんと理解していなければ、根源的経済性を知る必要があるが、ビジネス自体をきちんと理解していなければ、根源的性と将来像とを把握できるわけがない。理解可能で価格も魅力的な投資先が見つからない場合、ウォーレンはただひたすら待って、待って、待ち続ける。絶好の投資先が姿を現すまで・・・。