ウォーレンバフェット教訓  83

最初の試みで成功したら、そこでやめればいい

ウォーレンは常に投資対象となる優良ビジネスを探してきた。そして、いったんその企業の株を取得すると、

長期にわたって保有し、好業績とともに株価が上昇するのを見守ってきた。優秀な事業に良い投資ができた

ときは、そこそこの売却益のために株を手放したりせず、あらためて次の投資先を探すよりも、順風満帆な既存の

立場を継続したほうがよい。この方針を実践するには、優良ビジネスの定義というものを理解しておかなければ

ならない。定義がわかっていないと、せっかく優良ビジネスの株を手に入れても、それと気づかずに処分する危険

性があるからだ。並みの長期的経済から並みの業績を引き出している並みのビジネスに投資してしまった場合は、未

名投資バーナード・バルクの助言に従うとよい。どうやって大金持ちになれたのかと問われた時、彼は茶目っ気ぷ

りの笑顔で次のように答えた。「いつも早すぎるタイミングで株を売ってきたからだよ」

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