ウォーレンバフェット教訓  82

悪い人といい取引はできない

悪人はしょせん悪人であり、悪い人といい取引をしたいと思うほうが間違っている。世界には正直善人がいくらでもいるのだから、不正直な人とビジネスをするのは愚行以外の何物でもない。「この人物は信頼するに足るのだろうか?」と白問するようなはめに陥ったなら、ただちに交渉の席を離れ、パートナーにふさわしいもっと正直な会社を

探すできである。飛行機から飛び出す寸前に、パラシュートの開き具合が気にかかるようでは、おちおちスカイダイビングなどなやってられない。これと同じで、共同事業を立ちあげる寸前に、相手の誠実さが気にかかるようでは、

おちおちビジネスなどやっていられない。現時点だ信頼できないなら、将来も信頼できるようにはならないだろう。そんな相手を無理に信頼しようと必要がどこにある?

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