ジャーナリストたちが賢ければ賢いほど、社会はよりよく繁栄する
投資のアイデアを練るとき、わたしたちは情報を新聞や雑誌、テレビなどといったマスコミから得る。つまり、
金融に関する情報の正確性と分析の信頼性を、ジャーナリストたちに100%依存しているのである。
こうした情報提供の仕事をずっと任せるとしたら、相手は馬鹿なほうがいいだろうか?利口なほうがいいだろう
か?教師が賢ければ賢いほどクラス全体が賢くなる、という考えにウォーレンは賛意を示してきた。これと同じ
理屈で、ジャーナリストたちが賢ければ賢いほど会社全体が賢くなるわけだ。会社全体が賢くなって困るのは、何か
を隠そうとする嘘つきと泥棒と政治家だけである。