ウォーレンバフェット教訓  102

ある分野の第一人者たとえば、憂愁なスポーツ選手や有名な芸能人が、畑違いの事柄にまで首を突っ込んで、一般大衆にみの処し方をあれこれ指南しようとする風潮に、わたしは強い違和感を覚える。われわれが投資で大きな利益をあげられるからといって、世の中のあらゆる事柄に関していい助言が出来るだろうか?こんな考えは常軌を逸している。

この発言が暗示しているのは、能力の範囲内に存在する理解可能なビジネスだけを投資対象

とせよ、というウォーレンの投資理論だ。彼は能力の範囲外の事柄については助言を行わない。

ひょっとすると、ウォーレンが常に異彩をはなっていられる秘訣は、理解できる事柄だけに活動

をとどることなのかもしれない。世の中には、はた迷惑な勘違いをする金持ちが多い。彼らはお金

で知性を買える考えており、あらゆる事柄について専門家気取りの発言をするのである。

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