ウォーレンバフェット教訓   94

ミスを犯さない人には意思決定などできない

世の中には、意思決定を下せる人と下せない人が存在する。そして、意思決定を下せるリーダーとなり、下せない人はリーダーの後についていく。意思決定の中には必ず判断ミスが含まれる。一日下す決定が多数に及べば1000%正しいことなどありえないからだ。もちろん、ミスがあまりにも重なりすぎれば、人々はリーダーを見限り、代わりの人物をリーダーに捉えるだろう。経営者にミスが許されるのは、株主に利益をもたらしているあいだだけ。重要なのは、次の意思決定につながる意思決定を心がけることである。決定の先延ばしとは、意思決定をしないという決定であり、これを何度も繰り返していると、しだいに物事が滞りはじめ、にっちもさっちも行かなくなり、最後にはビジネスが金を生まなくなってしまう。また、判断ミスが明らかになった場合は、ウォーレンの助言に従うとよい。くよくよと考え込むのをやめ、次の仕事に早く取り組むのだ。

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