自由の回路を開いて下さい
こんにちは こうしてお話できることに感謝します。
それがピラミッド社会なのです。
ピラミッド社会では個は大切にされません。
個はピラミッド社会のための歯車だという認識なのです。
個人の都合などは関係ないのです。
この歯車が壊れたら次の歯車がある・・という事です。
そのために小さな頃から組織を大切にする教育を
するのです。
学校で行われているのは、知識を教えるよりも先に
組織の中でより良い歯車になるような人を作ることなのです。
全体主義、自分より立場上の人が右を向きなさいと
言えばずっと何も疑問を持たずに右を向き続けるという
人を育てるのが目的なのです。
人と違うことをしてはいけないと刷り込むのです。
立場が上の人の命令をきいていれば安心、安全だと
刷り込むのです。
そして、少しでも場を乱すことをする子どもは排除する
のです。
いま、子どもたちにつけられている病名も排除のために
つくられたものなのです。
もちろん、病名をつけることで医療ビジネスになりますが
それと同時に病名をつけることで排除しようとするのです。
病気だから少々排除的な扱いを受けても仕方がないと
周りの大人も子ども自身も我慢するようになるのです。
そして、立派な社会人は自己犠牲を厭わないと教えます。
社会のために頑張るのです、自分の人生、生活よりも社会を
優先することが立派な社会人なのですと教え込むのです。
自己犠牲してくれる人は、社会にとってとても都合の良い
人なのです。
社会にとってというより、社会的に立場の上の人にとって
とても都合がいいのです。
それはわかりますね。
我慢してくれる人もそうですね。
我慢できるようになりましょうね、我慢できたあなたは
素晴らしい人ですね・・と教えておけば、自ら進んで支配者の
ために我慢してくれます。
我慢して、我慢して、自分を犠牲にして尽くしてくれるのです。
これほど支配者にとって都合の良い事はないのです。
あなたもきっと我慢しなければいけない、我慢するべきだ、と
思う場面があると思います。
そう言う時、ちょっと考えてください。
これは誰のために我慢しているのか・・と!
何のために自分の生活、自分の人生を我慢して
いるのか・・と!
自己犠牲することで誰が喜ぶのか・・と!
人のために我慢することは素晴らしいことではないのです。
それはただ単に都合の良い人になっているだけなのです。
そして、あなたが我慢すれば、他の人にも我慢が及ぶのです。
あなたが我慢して頑張ったら、それが基準になります。
あなたが我慢して残業をしたら、他の人も、あの人は残業
してくれたよ、どうしてあなたはできないの?という言葉を
受けるようになるのです。
分かりますか?
一人の人の我慢、自己犠牲が他の人にも影響するのです。
そして、みんなが我慢し、自己犠牲するようになっていくと
どんどん、もっともっとを要求されるようになります。
この前できたんだから、今回もできるよね、してくれるよね
あの人がしてくれたんだから、あなたもできるよね・・と
要求が激しくなっていきます。
だから、人のためにと思うならば、あなたが我慢しないで
ください、自分を犠牲にしないでください。
自分が犠牲になれば、自分が我慢すれば他の人が楽になると
思っていると反対のことが起きてきます。
他の人を楽にしたいと思うならば、あなたが我慢、
自己犠牲をやめてください。
あなたがしなければ他の人がそれを請け負わなければ
行けなくなる・・というのも都合よくミスリードされた
思考なのです。
あなたがはっきりと断る姿勢を貫けば、上の人はあなたに
もうムリなことは言わなくなります。
そして、あなたが断っている姿を見て、他の人も断る勇気が
出て来るのです。
断ってもいいと思えるのです。
これは人のために断ってくださいと言っているのではなく
あなたのために断ってください。
その姿、そのエネルギーが他の人にも共振して環境が
変わっていくのです。
支配者にとって都合の良い人にならないでくださいね。
我慢する人、自己犠牲する人は、都合の良い人と見なされ
どんどん、もっともっと、と要求されるようになります。
都合の良い人になってしまうと、個人として尊重されなく
なります。
あなた個人が大切にされなくなります。
それが我慢をすると我慢の回路が開くという事なのです。
我慢の回路を開かずに、自由の回路を開いてください。
あなたに愛をこめてお伝えいたします。