御祭神
素戔嗚尊
大國主尊
伊勢津彦尊
天御中主尊
高皇産霊尊
神皇産霊尊
場所
東京都町田市玉川学園7-8-15
縁起
素戔嗚尊は、御身の危険をかえりみずヤマタの大蛇を切り払い、寄稲田姫尊をお救いになり、
ご結婚あそばされ、八重垣造りの宮居に住まわれました。
のち、御子神・大國主尊、その御子神・伊勢津彦尊と共に国土経営の大業を為したまい、
我が国の大礎を確立されました。
その素戔嗚尊の根本本営が、日本最古の神宮・吉備石上神宮であることは、日本書紀にも明らかであります。
その秘宮の祭祀が天武朝のころより途絶え、御神跡さえ不明になっていることを、本宮社伝・抜剣影山流宗家
故宮崎雲舟先聖は痛く嘆かれ、流儀の口伝と先考の庭訓によって長年の研究探査の結果、昭和8年に、ついに
御神跡を発見されました。
そしてこの地に多摩野宮として、出雲造りの社殿を造営され、遷宮奉り、祭祀を中興されたのが、
当宮の縁起であります。
その御神跡地が、吉備の抜剣山(ぬぼこ山)にありましたことから、この名がつけれました。「ぬぼこ」とは霊威ある御剣といことであります。
本宮の真言
カン・ゴン・シン・ソン・リ・コン・ダ・ケン
抜剣影山流宗家道場
抜剣影山 流は、素戔嗚尊の天羽久斬剣(降魔の剣法)の伝流で、今から940年ほど前、
丹羽国の一乃宮・元出雲神社の神影山に隠棲されていた影山善賀入道清重公を中興の太祖とする上代古流の武道です。
当道場は、抜剣影山流宗家二十代の故宮崎雲舟先聖が、昭和11年に開かれました。
(当神社掲示版より引用)