小山田白山神社は、町田市下小山田町にある神社です。小山田白山神社の創建年代等は不詳ながら、加賀国一宮の白山比咩神社を勧請したもので、下小山田村字大澤の鎮守だといいます。山の斜面に位置し眺めも上々です。ただ、若干急勾配の為足元にはお気をつけ下さい。
新編武蔵風土記稿による小山田白山神社の由緒
(下小山田村)白山社
社地無年貢地、畝數不詳、字大澤にあり、その邊の鎮守なり、勧請の年代詳ならず、神體は白幣にて、本地十一面観音、木の立像なり、長一尺八寸ばかり、満蔵寺持。(新編武蔵風土記稿より)
東京都神社名鑑による小山田白山神社の由緒
創建年代不詳。大沢の宮ノ腰に加賀一の宮白山比咩神社を勧請、社殿を造営して祀ったといわれる。大祭日には湯花の神事を行なう。(東京都神社名鑑より)
「町田市史」による小山田白山神社の由緒
白山神社(下小山田)
創建の年代は不詳である。大沢の宮ケ腰に鎮座して、祭神は志良屋満比売命を奉斎してある。祭礼には境内において湯花の神事を行なう。例祭日は毎年八月末日である。境内坪数二四三坪余り町田市下小山田大沢八九八番地に鎮座している。現在の社殿は、昭和四一年四月二五日の新築になるものである。(「町田市史」より)