相場は踏み出し大事なり
本間宗久の『宗久翁秘録』に出てくる言葉で、「米商いは、踏み出し大事なり。踏み出し悪しき時は、必ず、手違いになるり」(米相場は、仕掛けが大事である。仕掛けのタイミングが悪い時には、必ず、失敗するものだ)というのが、その原文である。
踏み出し時には、出だし、出発、着手、仕掛けなどの意味。
つまり、相場に手を出す時の最初の一手のことである。
買うにしても売るにしても、いつどこで着手するか、仕掛けるかのタイミングが大事という意味である。
本間宗久は「米の通いを考え、天井底を考え売買すべし」
(米相場の足どりを考え、天井・底を考えて売買すべきだ)と語っている。
相場の足取りの罫線(チャート)を見れば、一目でわかる。
過去の株価推移から、天井を底を判断し、現在の相場が底に近いのかどうか、天井に近いのかどうかを判断しながら、
ここぞと思うこところで売買を始めればよい。
天井に近い高値圏で買えば、失敗する確率は極めて高くなり、
逆に底から少し上昇に転じてきた頃に買えば、成功する確率は非常に高くなるのは、当然のことだ。